飛行機の中でマックが食べられる?ニュージーランドの『タウポ店』への行き方
こんにちは!オールマックです
今回はニュージーランドのマクドナルドをご紹介します!
実はニュージーランドには世界中でも例を見ない面白いマクドナルドがあります。
それがこちら!!!

え?!飛行機って思いましたか?!そうなんです!飛行機なんです!
これはニュージーランドのタウポにあるマクドナルドの「店舗」です。
早速詳しく見ていきましょう!!
- なぜタウポのマクドナルドが特別なのか
- 飛行機の中
- アクセス方法
- 知っておきたい!注意点とコツ



なぜタウポのマクドナルドが特別なのか?
ニュージーランドのタウポにあるこのマクドナルドは、単なるファストフード店ではありません。世界中の旅行者がこの場所を目的地にするのには、大きく分けて3つの理由があります。
「世界で最もクールなマクドナルド」第1位の称号

かつて、旅行サイトの『Cheapflights』が発表した「世界で最もクールなマクドナルド10選」で見事1位に輝いたのが、このタウポ店です。
世界中にユニークなマクドナルドは数あれど、「本物の飛行機を丸ごと一機使っている」というスケールの大きさと、機体の中で食事ができるという体験の希少さが、世界一の称号を不動のものにしています。
伝説の名機「ダグラス DC-3」が店舗の一部
店舗のすぐ横にどっしりと鎮座しているのは、1943年に製造された「ダグラス DC-3」という本物の飛行機です。

- 歴史的価値: 1960年代まで実際にニュージーランドの空を飛んでいた機体です。
- 第2の人生: 現役を退いた後、1990年にマクドナルドが購入し、当時の姿を美しく保ったまま「客席」として改装されました。
銀色に輝く機体に、おなじみの赤いマクドナルドのロゴが描かれた姿は、飛行機好きでなくても思わず足を止めてしまう圧倒的な存在感があります。
「機内食」としてマックを楽しめる没入感
この店が特別な最大の理由は、飛行機が単なる飾りではなく、実際に中に入って食事ができるという点です。

- 機内の座席: 機体の中には2人掛けのテーブル席がずらりと並び、当時の飛行機特有の少し狭くてワクワクする空間が再現されています。
- 操縦席が見学可能: 客席の奥(機首部分)へ行くと、当時の計器類が並ぶコックピットをガラス越しに見ることができます。
- 特別な階段: 地上からタラップ(階段)を登って入店するスタイルは、まさにフライト前の高揚感そのものです。
徹底解剖!飛行機(DC-3)の中はどうなっている?
外観のインパクトもさることながら、一歩足を踏み入れるとそこには「マクドナルドであることを忘れてしまう」ような、レトロで特別な空間が広がっています。機内の様子を詳しく解説します。
まるでプライベート機?全20席のイートインスペース

機体の中は、当時の形を活かした細長い客室になっています。
- 座席のレイアウト: 通路を挟んで左右に2人掛けのテーブル席が並んでいます。
- 内装のデザイン: 飛行機のオリジナルに近い壁面と、マクドナルドらしい赤いシートが融合。コンパクトな空間ながら、窓からは外の景色が見え、実際にフライトを待っているかのような気分を味わえます。
- 歴史を感じるパネル: 機内の壁には、このDC-3機がどのようにしてここに運ばれ、マクドナルドの一部になったのかを説明する写真やパネルが展示されています。
タイムスリップした感覚!保存されたコックピット
客席の一番奥(機首側)には、この飛行機の心臓部である操縦席(コックピット)が当時の姿のまま残されています。

- ガラス越しの見学: 安全のため中に入ることはできませんが、ガラスの隔て板越しに間近で見学できます。
- アナログな計器類: 現代のハイテクな液晶画面とは正反対の、無数のスイッチやメーター、大きな操縦桿が並ぶ様子は圧巻。メカ好きや子供たちに大人気のスポットです。
入口は「タラップ」から!
機内へは、機体の後部にある専用の階段(タラップ)を登って入ります。 マクドナルドの店舗(メイン棟)で注文を済ませ、トレイを持ってこの階段を上がる瞬間は、まさに「搭乗」そのもの。手すりもしっかりしているので、お子様連れでも安心して上がることができます。
機内を楽しむためのチェックリスト

機内を120%楽しむために、以下のポイントをチェックしてみてください。
- プロペラを間近で見る: 階段を上がる際、巨大なプロペラエンジンのすぐ横を通ります。その大きさに驚くはずです。
- 窓際席をキープ: 窓からタウポの街並みを眺めながら食べるポテトは格別です。
- 操縦席での記念撮影: ガラス越しに自分がパイロットになったような角度で写真を撮るのが定番です。
- 座席数と雰囲気:機内には約20席のイートインスペース。レトロな内装。
- コックピット見学:操縦席をガラス越しに間近で見られるファン垂涎のポイント。
- 歴史の小話:1943年製。輸送機や農業用飛行機として活躍した後にここに設置された歴史。
【実践】飛行機で食べるための注文ルール
「機内食」気分を味わうためには、少しだけ手順を知っておくとスムーズです。機内には注文カウンターがないため、まずは通常の店舗と同じように注文を済ませる必要があります。
注文は「メイン棟」のカウンターで

飛行機(DC-3)はあくまで「客席(イートインスペース)」という扱いです。まずは、飛行機のすぐ横にある通常のマクドナルド店舗に入りましょう。
- 注文方法: 店内のレジで店員さんに頼むか、セルフオーダー端末(タッチパネル式のキオスク)を利用します。
- ポイント: 商品を受け取ったら、自分でトレイを持って外の階段から飛行機へと向かいます。機内に運んでくれるサービスはないので、こぼさないように注意して運びましょう。
「持ち帰り(Takeaway)」ではなく「店内飲食(Dine-in)」を選択
注文時、店内で食べるか持ち帰るかを聞かれます。飛行機の中で食べる場合も、基本的には「店内飲食(Dine-in)」を選んでトレイで受け取るのがスムーズです。
もし機内がいっぱいだった時のために、袋に入れてもらう「持ち帰り」スタイルにしておき、席が空いていたら機内で広げるというのも一つの手です。
ニュージーランド限定メニューに挑戦!
せっかくタウポ店を訪れたなら、ニュージーランドならではのメニューを選んで「機内食」をさらに特別なものにしましょう。

| メニュー名 | 特徴 |
| キウイバーガー (Kiwiburger) | ニュージーランドのアイコン的バーガー。ビーフパティに目玉焼きとビーツが入っているのが最大の特徴です。 |
| ジョージー・パイ (Georgie Pie) | NZの伝説的パイ店がマックとコラボ。サクサクのパイ生地の中にミートチャウダーなどが入った、現地で愛される軽食です。 |
| フローズン・コーク | NZのマックで定番のフローズンドリンク。暑い日のドライブ休憩にぴったり。 |
食べ終わった後のマナー
機内にもゴミ箱が設置されています。食べ終わった後のトレイやゴミはそのままにせず、機内のゴミ箱へ片付けるのがルールです。
詳しいアクセス方法(行き方)
タウポのマクドナルドは、タウポ湖からほど近い町の中心部に位置しています。観光の拠点となるオークランドやロトルアからのアクセスも良く、ドライブの休憩スポットとしても最適です。

基本情報
- 住所:48 Roberts Street, Taupō 3330, New Zealand
- 営業時間:店舗自体は24時間営業
- 機内開放時間:9:00 〜 18:30(※機内で食べたい方はこの時間内に!)
オークランドからのアクセス(車・レンタカー)
ニュージーランド最大の都市オークランドからは、南へ約270kmの道のりです。
- 所要時間:約3時間10分〜3時間半
- ルート:国道1号線(State Highway 1)をひたすら南下します。途中、土ボタルの洞窟で有名な「ワイトモ」や、のどかな農村風景を楽しみながらのドライブが可能です。
ロトルアからのアクセス(車・レンタカー)
隣の人気観光地ロトルアからは、日帰りでも十分訪れることができます。
- 所要時間:約1時間
- ルート:国道5号線(State Highway 5)を経由します。非常に走りやすい道で、あっという間に到着します。
公共交通機関(長距離バス)を利用する場合
レンタカーを利用しない場合は、ニュージーランド全土を網羅する長距離バス**「InterCity(インターシティ)」**が便利です。
- バス停:タウポのバスは「Taupō i-SITE(観光案内所前/30 Tongariro Street)」に到着します。
- 徒歩での行き方:バス停からマクドナルド(Roberts St)までは約600m、徒歩で約8分ほどです。湖畔の景色を眺めながら歩けばすぐの距離です。
5. 行く前に知っておきたい!注意点とコツ
「せっかく行ったのに飛行機に入れなかった!」という失敗を防ぎ、最高の体験にするための実用的なアドバイスをまとめました。

飛行機の「開放時間」に注意!
一番大切なポイントです。マクドナルドの店舗自体は24時間営業ですが、飛行機(DC-3)の客室に入れる時間は限られています。
- 開放時間の目安:9:00 〜 18:30頃
- 夜間や早朝は、外から機体を眺めることはできても、中に入って食事をすることはできません。スケジュールを組む際は、必ず日中の時間帯を狙いましょう。
階段が必須!バリアフリーに注意
機内へは当時のタラップ(階段)を使って乗り込みます。
- ベビーカーや車椅子:機内へ持ち込むのは難しいため、ベビーカーは店舗側に置いておく必要があります。
- 足元に注意:雨の日は階段が滑りやすくなることがあります。トレイを持って上がる際は、手すりをしっかり掴んでゆっくり登りましょう。
混雑を避ける「魔法の時間帯」
タウポはニュージーランド屈指の観光地。特に週末の12:00〜14:00頃は、機内の20席がすぐに埋まってしまいます。
- おすすめの時間:平日の午前中(10:00〜11:00頃)。
- この時間帯なら、好きな席を選べる確率が高く、コックピットの写真もゆっくり撮影できます。
撮影のベストポジション
SNS映えを狙うなら、以下の2か所は外せません。
- 機体右側からのアングル:マクドナルドのロゴとプロペラ、そして青空がきれいに収まります。
- 階段の踊り場:機内に入る直前の階段で、パイロットのような気分で1枚撮るのが定番です。
現地の呼び名は「マッカズ(Macca’s)」
ニュージーランド(とオーストラリア)では、マクドナルドのことを親しみを込めて「Macca’s(マッカズ)」と呼びます。 看板にも「McDonald’s」ではなく「Macca’s」と書かれていることがあるので、覚えておくとより現地通な気分を味わえますよ!
- 機内の開放時間:店舗は24時間営業でも、機内に入れる時間は決まっている(例:9:00〜16:30など ※時期により変動)。
- 混雑を避けるなら:週末のランチタイムは観光客で満席になることも。午前中が狙い目。
- 写真スポット:機体の真下や、階段での記念撮影を忘れずに。
まとめ:タウポ観光のハイライトに!
ニュージーランドのタウポにある「飛行機マクドナルド」は、単なるファストフード店を超えた、歴史と遊び心が詰まったアトラクションのようなスポットです。
本物のダグラス DC-3機の機内で、コックピットを眺めながら食べるハンバーガーは、ここでしか味わえない最高の旅の思い出になるはずです。
記事のおさらい
- 世界一クールな店舗:本物の飛行機「DC-3」が丸ごと客席に!
- 機内体験:レトロな座席と保存されたコックピットは必見。
- 注文のコツ:メイン棟で注文してから機内へ。NZ限定「キウイバーガー」もおすすめ。
- アクセス:タウポ中心部、タウポ湖畔から徒歩圏内。オークランドからは車で約3.5時間。
- 注意点:機内に入れるのは日中(9:00〜18:30頃)のみ。
タウポには、美しいタウポ湖や迫力満点のフカ滝(Huka Falls)など、他にも魅力的なスポットがたくさんあります。大自然を満喫する旅の合間に、ぜひ「世界一クールなマクドナルド」でのフライト気分を楽しんでみてください!








