マクドナルド歴代福袋まとめ|2010年から2025年の中身・コラボ変遷と最新情報
毎年、抽選倍率が非常に高く「当たればラッキー」と言われるマクドナルドの福袋。その歴史は2010年から始まり、時代と共にその姿を大きく変えてきました。
初期の「おまけ」的な存在から、現在の「超人気ブランドコラボ」へと進化した15年間の歩みを、詳しく解説します。

マクドナルド福袋はいつから?歴代の変遷をざっくり解説
マクドナルドの福袋は、大きく分けると「福めくり時代」「地域限定時代」「全国定着時代」「ブランドコラボ時代」の4つのフェーズに分かれます。
2010〜2011年は「福袋」ではなく“福めくりキャンペーン”
この時期は、現在のような「袋にグッズが入ったセット」としての全国販売はありませんでした。主流は、ポテトやビッグマックの容器についているシールをめくる**「福めくり」**というスクラッチ形式のキャンペーン。当たりが出るとバーガーの無料券などがもらえる「運試し」の要素が強い企画でした。
2012〜2015年:地域差が大きい“初期福袋”時代
2012年頃から、一部の店舗で独自に「福袋」が作られ始めます。しかし、内容は全国で統一されておらず、店舗によって「余ったハッピーセットのおもちゃ」や「マックカード」を詰め合わせた、手作り感満載の時代でした。
2016〜2019年:中身が安定し「マック福袋」が定着
2016年、ついに全国共通の内容で販売されるようになります。
2020年以降:コラボブランド登場で一気に豪華に
2020年の「niko and …」とのコラボをきっかけに、福袋の価値が劇的に上がります。単なる「マックのオマケ」から「おしゃれなブランド雑貨」へと進化したことで、ファン層が拡大。混雑緩和のため、販売方法もWeb抽選方式へと移行しました。
直近(2025年)はBEAMSデザイン監修で定番スタイルに
2025年は、日本を代表するセレクトショップ「BEAMS DESIGN」が監修。ビッグマックを模したランタンや、ポテトを挟むハンドキャッチャーなど、遊び心とファッション性が同居する「これぞマックの福袋」という完成されたスタイルを見せています。
歴代マクドナルド福袋まとめ一覧(2010〜2025)
| 年 | コラボブランド / 形式 | 主なグッズ |
| 2010-11 | 福めくり(シール形式) | 無料券・クーポンのみ |
| 2012-15 | 店舗独自(中身はランダム) | トート、おもちゃ、タオル等 |
| 2016 | オリジナル(全国統一) | ビッグマッククッション、タンブラー |
| 2017 | オリジナル | ブランケット、手袋、クッション |
| 2018 | オリジナル | トート、ペンケース、財布 |
| 2019 | オリジナル | クラフト風クラッチバッグ、マグカップ |
| 2020 | niko and … | 2WAYトート、ポテトタイマー |
| 2021 | Coleman | ポテトクロック(メロディ付)、トート |
| 2022 | Manhattan Portage | 保温・保冷リュック、ポテトライト |
| 2023 | CHUMS | ミニショルダー、ステンレスマグ |
| 2024 | BRUNO | ポテト加湿器、ブランケット |
| 2025 | BEAMS DESIGN | ビッグマックランタン、ハンドキャッチャー |
H2:各年のマクドナルド福袋を全て紹介(2010〜2025・完全版)
各年の目玉ポイントを詳しく解説します。
2010年のマクドナルド福袋(福めくり)

全国共通の袋型はなし。ビッグマックやポテトLを買うと「福めくり」に挑戦できる形式が話題でした。
2011年のマクドナルド福袋(福めくり)

前年に続き「福めくり」を実施。一部店舗では、地域限定のトートバッグセットなどが密かに販売されていました。
2012年のマクドナルド福袋

価格1,000円。ハッピーセットのレジスターおもちゃや、ハンバーガー型のマスコットが入っている「お楽しみ袋」のような構成でした。
2013年のマクドナルド福袋

一部で販売された2,000円福袋には、マックのロゴ入りブランケットが登場。少しずつ「使えるグッズ」が増えてきた時期です。
2014年のマクドナルド福袋

店舗により内容が異なりましたが、ビッグマックをモチーフにしたランチボックスなどの実用品が見られるようになりました。
2015年のマクドナルド福袋

2016年のマクドナルド福袋

ここから全国統一化。価格2,500円〜3,000円で、大きなビッグマック型クッションが目玉に。SNS時代の先駆けとして「映える」中身に進化しました。
2017年のマクドナルド福袋

赤いブランケットやトートバッグなど、マクドナルドのブランドカラーを前面に出した「マックらしい」年でした。
2018年のマクドナルド福袋

ドット柄のトートバッグや、ペンケース、トランプなど。種類豊富なグッズで「開ける楽しみ」が強調されました。
2019年のマクドナルド福袋

「クラフト紙風のクラッチバッグ」が登場。少し大人っぽく、落ち着いたデザインへと方向転換を始めました。
2020年のマクドナルド福袋(ブランドコラボ元年)

【コラボ:niko and …】
初のブランドコラボ。2WAYトートバッグがおしゃれで、若年層の間で爆発的な人気となりました。
2021年のマクドナルド福袋(コールマンコラボ)

【コラボ:Coleman】
アウトドアブームを反映。「タラッタッタッター♪」と鳴るポテトクロックは伝説的な人気アイテムに。
2022年のマクドナルド福袋(マンハッタンポーテージ)

【コラボ:Manhattan Portage】
保温・保冷リュックや、ポテト型の卓上ライトなど、機能性とデザイン性を両立させた内容でした。
2023年のマクドナルド福袋(CHUMS)

【コラボ:CHUMS】
ステンレスマグカップなど、質の高いキャンプギア風グッズがラインナップ。最も「実用性が高い」と評判でした。
2024年のマクドナルド福袋(BRUNO)

【コラボ:BRUNO】
※実際はBRUNOとのコラボです。
「ポテト加湿器」が注目の的に。ポテトから蒸気が上がる姿がシュールで可愛らしく、SNSで歴代最高クラスのバズを記録しました。
2025年のマクドナルド福袋(BEAMS DESIGN)

【コラボ:BEAMS DESIGN】
ビッグマックの形をした「ランタン」が目玉。さらに40周年の歴史を感じさせるデザインのポーチなど、コレクション性の高い内容です。
歴代福袋の“お得度”を年別に比較
最もお得だった年ランキング
- 2023年(CHUMS):ステンレスマグやショルダーバッグなど、ブランド品としての原価が高そうなアイテムが揃っていました。
- 2024年(BRUNO):加湿器という「家電」がついた点でコスパが際立っていました。
人気・話題になった年
- 2021年(Coleman):ポテトクロックの音が話題になり、入手困難を極めました。
- 2024年(BRUNO):SNS映えする加湿器のおかげで、過去最高の応募数を記録したと言われています。
逆に「微妙だった」と言われる年
- 2012〜2015年:まだ「在庫処分」のイメージが強く、ハッピーセットのおもちゃに興味がない層からは敬遠されていました。
マクドナルド福袋の抽選方式・購入方法の変化
2010〜2015年:店頭のみ
店舗によって販売の有無が異なり、元旦に店を回って探す必要がありました。
2016〜2019年:数量限定+先着
全国共通販売となり、元旦の早朝から並ぶのがルール。極寒の中での行列が問題視され始めます。
2020年以降:Web抽選方式に統一
スマホアプリからの事前抽選となり、当選者だけが店舗で受け取るスマートな形式になりました。
最近の攻略法(抽選の当たりやすさなど)
- 「前年落選者」は当選確率2倍:アプリからの応募時に、前年の落選データがあると優遇される仕組みが導入されています。
- モバイルオーダー支払いの活用:PayPayなどのキャッシュレス決済を選択することで、追加の抽選チャンスが得られるキャンペーンも。
ブランドコラボまとめ(2020〜2025)
どのブランドとコラボした?
「アパレル(niko and …)」「アウトドア(Coleman, CHUMS)」「バッグ(Manhattan Portage)」「ライフスタイル(BRUNO, BEAMS)」と、多岐にわたります。
最も人気のコラボは?
キャラクターの可愛さがあったCHUMSと、インパクト絶大だったBRUNOが、市場価格(二次流通)でも高騰するほどの人気でした。
デザインの傾向
初期はマックの「赤・黄」が強めでしたが、近年はベージュやカーキなど、キャンプやインテリアに馴染むアースカラーが取り入れられるようになっています。
まとめ|マックの歴代福袋は進化がすごい!
15年前の「シールめくり」から、今や一流ブランドと肩を並べる「ライフスタイル雑貨」へと進化したマクドナルドの福袋。
「販売価格以上のクーポン券が必ず入っている」という原則が変わらない限り、今後も日本の正月を彩る最強の福袋であり続けるでしょう。
最新情報(2026年について):
2026年は「Francfranc(フランフラン)」とのコラボが決定。スープジャーなど、より女性人気を意識したラインナップになる見込みです。








